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【読書ノート】先延ばしする人は早死にする!(メンタリストDaiGo)

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目次

おすすめのポイントと基本情報


【おすすめ度】
★★(5/5)

【おすすめのポイント】
先延ばしを防ぐための具体的で取り組みやすい方法が分かりやすく書かれている良書。

難しい理論ではなく、先延ばし対策の実践的方法を知りたい人は真っ先に読んだ方がいい。
先延ばしを解決する方法が知りたいだけならこの本だけで足りるのではないかと思える。

先延ばしのデメリットやメカニズムなどの基礎的な知識から説明されているため内容に説得力もある。

先延ばし対策のエッセンスが過不足なく凝縮された一冊

書籍情報

書名:先延ばしする人は早死にする!
著者:メンタリストDaiGo
出版社:世界文化社
発売日:2018年10月4日
価格:1,430円

目次

はじめに
第1章 人はもともと先延ばしする生物「あとで」の正体とは?
第2章 すぐやる気持ちを阻む3つのメンタル・ブレーキ
第3章 だからうまくいく「すぐやる人」が手にする5つのメリット
第4章 「あとで」を「すぐ」に変える5つのSTEP
第5章 「すぐやる」があたりまえになる5つの習慣化戦略
おわりに

読書ノート

『先延ばしする人は早死にする!』を読む目的

仕事や勉強に素早く着手することで、自分の時間を最大限有効に活用できるようにしたい。

仕事や勉強に着手する前に、PCでネットサーフィンをしてしまうなど時間を浪費してしまった経験は誰にでもあるだろう。

それが毎日のことになってくるとその時間もバカにならない。

これらの無駄にしてしまっていると思われる時間を減らし、逆に仕事や勉強などの有意義な時間を増やしたいと考えた。

『先延ばしする人は早死にする!』を読んだ感想

メンタリストDaiGoさんの著書はどれも実践を意識して分かりやすく、かつ、読みやすく書かれていることが特徴だ。

本書も例外ではなく、学者が書いた専門的な本と違って非常に分かりやすく読みやすい。

目次から分かるように、まずは先延ばしについてのメリットとデメリットやメカニズムという基礎知識から解説してる。
方法論に入る前に基礎知識を知っておくと、先延ばし解消のモチベーションも上がるし、方法論をすんなり受け入れることができるようになる

方法論についても、

・環境を整える
・行動への意識喚起を行う連想リマインダー
・自分の先延ばしの傾向を知るための日記の具体的な書き方

など、今すぐにできる効果的な方法が分かりやすく書かれている

先延ばしについて実践的な方法だけを知りたいのであれば本書一冊だけでも十分ではないかと思われる。

少なくとも、先延ばしを解決したいのであれば下手に様々な書籍に当たるよりは、本書に書かれていることはまずは習慣になるまで実践してみるべきだろう。

『先延ばしする人は早死にする!』の不満点

メンタリストDaiGoさんの書籍の特徴として、専門家が書いたものではない、ということがある。
DaiGoさんは心理学や認知行動療法の専門家ではないのだ。

したがって、書籍の内容も、どこかで読んだことのある内容の寄せ集めのようになっている印象がある。

この点を考慮し評価を1つマイナスしようかとも思った。

しかし、内容の分かりやすさと実践的な方法が列挙されている点では本書に勝る先延ばし本はない。

・『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(ピアーズ・スティール)
・『「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法』(イ・ミンギュ)

も読んだが、DaiGoさんの『先延ばしする人は早死にする!』の方が圧倒的に有益だ。

管理人は細かい形式よりも役に立つのか立たないのかを最重要視している。
そこで、内容の素晴らしさを考慮し満点の評価とした。

まとめ

先延ばし対策の本は意外と数が少ない。

にもかかわらず、時間を有効に使うという観点からは先延ばし対策は極めて重要だ。
特に、社会人の勉強のように強制力が働きにくい場面では必須といえる。

勉強などにすぐ取り掛かれないという人は一読するだけでも長期的には大きく人生が変わってくる可能性がある。

時間を有効に使いたいという人には間違いなく必読の一冊だ。


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